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Start Up ロボットを使った駐車システム、今夏英ガトウィック空港に試験導入

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ロボットを使った駐車システム、今夏英ガトウィック空港に試験導入

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Techableでは以前、フランスのスタートアップStanley Roboticsの駐車場ロボットを取り上げた。フライトの乗客が空港駐車場の所定位置にとめるとロボットが自動車を駐車スポットまで運び、ピックアップ時はアプリで指定した時間に所定位置に用意しておいてくれるというものだ。

このサービスはすでにフランスのパリとリヨンの空港で試験展開されているが、今夏、英国ロンドンのガトウィック空港にも導入されることになった。

・持ち上げて運搬

Stanと呼ばれるこのロボットは、車の下に板状のアームを差し込んで車を持ち上げて運ぶ。AIやセンサーなどテクノロジーをフル活用しながら自律走行し、車を整然と並べることができる。

このStanによるシステムのメリットは主に2つある。1つは、利用者が自分で駐車スポットを探すなどの手間が省けること。専用ガレージに車をとめて施錠し、マシーンでQRコードをかざすなどして手続きすればあとはStanに任せられる。ピックアップもアプリで時間を指示すると、ガレージに用意しておいてくれる。

・170台スペースに270台収容

もう1つのメリットは、駐車スペースをフル活用できることだ。客はガレージで車の乗り降りをするので、駐車場では扉の開け閉めがないことから車の間隔を詰めてとめられる。

ガトウィック空港での試験で使用される駐車場は170台分のスペースがあるが、Stanを導入することで270台の収容が可能になるという。

ガトウィック空港南ターミナルの長期用駐車場での試験運用は8月から始まるとのことで、夏の繁忙時期に活躍しそうだ。

Stanley Robotics

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