問題は素材である。財布のサイズ自体が小さくなったから、仕様素材の大半を金属にすることもできる。この記事で紹介するTrayvax社の「Contour Topo Titanium」は、その名の通りチタンを素材として採用したミニマリストウォレットである。
・折り紙付きの耐久性
Trayvax社は、キャッシュレス時代に対応した財布を開発することで知られている。今回はクラウドファンディング「Kickstarter」に、極めて革新的な財布を投入した。Contour Topo Titaniumは、一見するとこれが財布とは思えないデザイン。まるでマルチツールのような雰囲気を漂わせている。実際、このContour Topo Titaniumには栓抜きが内蔵されている。仕様素材はチタンと革である。
最大13枚のカードと10枚の紙幣を入れられる設計で、RFIDブロック機能も施されている。これにカードを入れている限り、非接触型端末によるスキミング犯罪を抑止することができるのだ。
耐久性も折り紙付き。Kickstarterのキャンペーンページ内には「65-year heirloom warranty」と書かれている。65年間、人から人へ継承されるような使い方も想定しているということか。
・日本への発送も
「Made In USA」の刻印が目立つContour Topo Titanium。現在、Kickstarterで199ドル(約2万1800円)の出資枠を公開中である。発送は「地域限定」とあるが、調べてみると日本への発送には対応している。この場合は15ドル(約1650円)の手数料が加算される。発送時期は5月を予定。
Kickstarter