見た目はバイクのようだが、実際はキック不要の電動スクーター。キックスクーターのような手軽さを確保しつつ、安定した乗り心地を提供する。
・座席やかご付き
OjOというのがバイクとサービスの名称。基本的には米国各地で展開されている電動キックスクーターや電動アシスト自転車を使ったシェアリングサービスと似たような使用方法となり、アプリを使ってオンデマンドで利用する。最大の違いの一つは、OjOがキックスクーターよりがっしりとしたデザインで、バイクのように座席や荷物を入れるかごを備えていること。スーパーなどで買い物した後や、少し長めの距離を移動するときに便利そうだ。
・トップスピード時速32キロ
スペックはというと、48ボルトのリチウムイオン電池を搭載し、航続距離は約80キロ。そしてトップスピードは時速32キロで、決められたゾーン内でのみ使用できるようになっている。OjOには専用のアプリがあり、そこで行き先を検索してルートをバイクのスピーカーから音声で聞くことも可能。さらに、このスピーカーからはBluetoothでペアリングしたスマホのストリーミング音楽を流すこともでき、移動が楽しいものになりそうだ。
料金などは明らかにされていないが、基本的にはキックスクーターのシェアリングなのでさほど高いものではなさそう。車をレンタルするほどではない、という需要を取り込めそうだ。
OjO