同社はこのほど、3つ折りにできるスマホのプロトタイプのティーザーを公開した。ファブレットほどの大きさの端末の両端を折り曲げてスマホほどの大きさにできるというものだ。
・社長自らがデモ操作
少し前までは折りたたみスマホといえば「サムスンが鋭意開発中」というニュースばかりだったが、ここへきてさまざまなメーカーの取り組みが明らかになっている。シャオミの折りたたみ端末も今年に入って噂が流れ、それに続くのが今回のビデオ。シャオミ共同創業者で社長のLin Bin氏自らがプロトタイプを操作していて、肝いりのプロジェクトであることがうかがえる。
・畳んでコンパクトなスマホに
ビデオでは、ファブレットほどのサイズの端末を縦向きに持ってビデオをブラウズしながら、端末を回転させて横向きにする。そして、その両端を裏向きへと折り曲げてコンパクトなスマホサイズにしてブラウズを続けている。見たところ、折り曲げは昔ながらのフリップフォンのようにスムーズで、きっちりと曲げられている。タッチスクリーンの操作性も問題ないようだ。
折りたたむことで当然端末の厚みは出るが、片手で持って十分操作できそう。また、スマホのように手軽に携帯し、動画などを見るときはタブレットのような感覚で楽しめるとなれば、厚みはさほど気にならないかもしれない。
スクリーンの解像度や機能、サイズなど詳細は明らかにされていない。もしかすると来月開かれるモバイル・ワールド・コングレスでより詳しい情報が出てくるかもしれない。
Xiaomi ティーザー