これが果たして人間工学に適っているかというと、そうでもないようだ。キーボードの打ち過ぎで手を痛めたという話はよく聞く。そこで開発されたのが「Designer Keyboard」。キーボードそのものを、人間の手にフィットさせている。
・手のひらに合わせた形状
Designer Keyboardの形状は、まさに人間の手である。二分割された上、それぞれが手のひらの形状にフィットするよう仕上がっている。遠目から見ると、少し変わった手袋のようだ。親指に当たる部分にもキーが組み込まれている。全体的にアーチが施されていて、手の負担を軽減する設計になっている。レイヤーの切り替えでFキーやテンキーにも対応する仕組みだ。
慣れるまでには時間がかかるかもしれないが、練習さえすれば特に問題はなさそうだ。なお、PCとの接続にはBluetooth5.0を用いる。だから接続先はPCでなくとも構わない。タブレットやスマートフォンとも連携させることができる。
・CADに最適!
Designer Keyboardは、用途に応じて3Dマウスとトラックパッドを増設することができる。CADオペレーティングの仕事には重宝する機能だ。さて、このDesigner Keyboardはクラウドファンディング「Kickstarter」でキャンペーンを行っている。出資枠は2810香港ドル(約3万9000円)のものが一番安い。配送は今年10月を予定していて、日本からのオーダーにも対応する。
Kickstarter