英国ロンドン拠点のStarship Technologiesは、米ヴァージニア州のジョージ・メイソン大学で同社の自律走行ロボット25台を使ってオンデマンドでピザやコーヒーを配達するサービスを開始したと発表した。
・アプリで注文
Starshipの自律走行ロボットは、ボックスがある6輪駆動タイプで、センサーなどをフル活用して障害物をよけながら自律走行する。学生らが配達サービスを利用するには、Starshipのモバイルアプリから注文する。まずはBlaze Pizza、Dunkin、Starbucksと提携していて、扱うメニューはピザやドーナッツ、コーヒーとなる。
・15分内に配達
配達場所は、オーダーした人の居場所から最寄りのピックアップポイントとなり、注文から15分内に配達されるとのこと。それぞれの商品は2ドル(約220円)ほどと“学生料金設定”で、提携ショップは今後さらに増える見込みという。学生にとってはわざわざ店に足を運ぶことなく手元のスマホで食べ物や飲み物を注文でき、時間の有効活用につながりそうだ。
Starship Technologiesによると、ヴァージニア州ではロボット配達の活用が合法化されたことから、今回サービスが実現した。
今後、同様の取り組みが全米でみられるようになってもおかしくなさそうだ。
Starship Technologies