鍵を紛失してはどうしようもない、ということで鍵のかわりにダイアル式のものも広く流通し、最近はスマホとBluetoothで連携させてコントロールするタイプも登場している。
しかし今回紹介するのは、もっと操作が簡単な南京錠。なんと、指紋が鍵となり、解錠にかかる時間はわずか0.5秒だ。
・指を置くだけ
米国サンフランシスコのスタートアップが開発した「Anylock」はボディに指紋を読み取るスクリーンが付いている。ここに指を置くことで解錠できる。もちろん、これを使うにはまず指紋を登録する必要があるが、それさえしてしまえばあとの操作はスムーズ。Wi-FiやBluetoothなどは不要で、シャックルを外すのに必要なのは指1本だ。
・指紋は最大10個登録
指紋は10個まで登録できるので、家族や友人と共有しているようなものにも使える。また電池が長持ちし、充電して繰り返し使えるのもポイント。内蔵バッテリー容量は300mAhで、2500回ほどの解錠ができるという。
もちろん屋外での使用も想定されることからAnylockはIP65のウォータープルーフ性を備え、気温マイナス10度〜45度の環境で使用できる。
Anylockには南京錠のほかに、それより一回りスリムなバッグ用のタイプもある。今ならクラウドファンディングサイトIndiegogoで南京錠タイプは79ドル(約8700円)、バッグ用は59ドル(約6500円)の出資で入手可能となっている。出資は2月17日まで受け付ける。
Anylock/Indiegogo