モトローラの折りたたみ式フィーチャーフォン「Razr（レーザー）」は、一時期、米国を中心にかなり人気を博した。そのRazrの復活が噂されている。

もちろんRazrオリジナルのままではなく、折りたたみ式のスマホという今の時代に合うものとなりそうだ。モトローラが新デザインを知的所有権の機関に登録していることが明らかになった。

・来月発売の報道

特許にしても知的所有権にしても登録したからといって、それが必ず商品化されるとは限らない。しかし可能性はかなり高まる。米国のメディアWall Street Journalは「ベライゾンと組んで2月に1500ドル（約16万円4000円）〜で発売する」と報道している。

そもそも、折りたたみ式のスマホといえばサムスンが発売計画を明らかにしているほか、すでに中国メーカーが展開しているなどホットな分野であり、ここにモトローラが参戦するというのは何ら不思議ではない。

・中央部分に蝶番

登録したデザインをみると、中央部分で折りたたみできるような蝶番が付いていて、開いて完全フラットになった面はスクリーンとなっている。

折りたためるスマホというだけでも話題性十分だが、しかも横から見るとかなり薄く、実際に商品化されればコンパクトさが売りになることが予想される。

それなりのスクリーンの大きさは確保したい、だけど持ち運びの邪魔にならないサイズがいい、といった需要を掘り起こせそうではある。今年は「折りたたみスマホの年」となるかもしれない。

Global Design Database