しかしスケッチなどになるとスマホでは間に合わないことが多い。そこで米サンノゼのスタートアップが開発したのが、Eインク端末「MobiScribe」。あらかじめインストールされた白紙や罫入りノートなどにいつでもさっと書き込める。
・方眼紙や五線紙も
Eインク端末のMobiScribeは6.8インチのディスプレイを搭載し、付属のスタイラスペンで書き込む。PCのように大きすぎず、かといってスマホのように小さくもなく、まさに手帳にペンを走らせる感覚で利用できる。メモ用の白紙はもちろんのこと、罫入り紙や方眼紙、五線紙も用意されていて、用途に合わせて使いわけられるのもポイントだ。
・ビデオは不可
加えて、MobiScribeはWi-Fiに対応し、独自ブラウザも搭載。インターネット検索をしたり電子書籍を読んだりできるが、Eインクなのでモノクロ表示となる。ビデオには対応しておらず、かえってスケッチなどの作業に集中できるかもしれない。
解像度は1440×1080ピクセル。メモリは512MBと大きくはないが、マイクロSDカードスロットを備えているので好きなだけスケッチやメモができる。カジュアルに使えるメモ電子端末を探している人にはうってつけのこのMobiScribeはクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場したばかりで、出資額は214ドル(約2万3000円)〜となっている。
出資は3月上旬まで受け付けるが、発送は2月上旬に始まるのですぐに欲しい、という人は早めに申し込むとよさそうだ。
MobiScribe/Indiegogo