シューズのソール部分にセンサーやマイクロエレクトロニクスを埋め込んでいて、地面を蹴る動きや足首の使い方、体重のかけ方のバランスなどをチェックしてくれる。またGPSなどを使ってランニングのスピードや距離などを計測する。そうしたデータはすべてBluetoothでアプリをダウンロードしたスマホに送られ、ユーザーはアプリでデータを閲覧できる。データは特殊なアルゴリズムで分析され、必要に応じてケガを防ぐような足の使い方や練習量などを提案してくれる。
ドイツの研究機関「Fraunhofer」が開発を手掛けている。開発者によると、フォームを改善することで捻挫などのケガを防ぐことが期待でき、より効果的なエクササイズにつなげられるという。シューズは専用充電器にのせると充電できるので何回でも使えるようになっている。すでにプロトタイプとアプリは完成し、現在センサーなどの小型化と軽量化を進めている。2015年始めまでには商品化される見込みという。
Fraunhofer