今回紹介する『Doogee S90』は、モジュラー型の新たな可能性を指し示しているかのような製品だ。時にはゲーミングスマホとして、またある時にはトランシーバーとして使用できるスマホである。
・4つのモジュールを用意
Doogee S90は、4つの外装品を用意している。それらを順に紹介していきたいが、中には日本では使用が制限されるものもあるので注意が必要だ。まずは、ソニーIMX291チップを搭載した暗視カメラ。夜景をはっきり撮影することができ、131度の広角にも対応する。
次にパワーモジュール。これは5000mAhの外付けモバイルバッテリーである。Doogee S90の本来のバッテリーキャパシティーと合算すると、計1万50mAh。当分の間は電池切れの不安を解消できるだろう。
オンラインTPSのプレイヤーには、ゲームパッドモジュールが最適だ。左手側にジョイスティックと十字ボタンが配置されている。キャラクター移動の操作も、これで円滑に行えるだろう。
・日本での使用に注意
最後はトランシーバーモジュール。オフライン下でも通話できるよう、400~480MHzの周波数に対応したもの。しかしこれに関しては、日本では電波法に接触する恐れがある。Doogee S90本体の耐久性にも注目したい。IP68、IP69K、そしてアメリカ国防省MIL-STD-810Gの規格を取得している。このスマホは軍隊グレードの耐久性を有している。
このDoogee S90は、クラウドファンディング「Kickstarter」で299ドル(約3万2600円)からの出資枠を公開している。
Kickstarter