しかし、いざやろうと思っても「銀行の窓口やファイナンシャルプランナーに相談する時間もない……」なんていう人には、AI搭載ロボアドバイザーによる投資一任運用サービス「THEO[テオ]」のようなサービスがよいかもしれない。「THEO」を運用する、株式会社お金のデザイン代表取締役社長CEO・中村仁氏にお話を伺った。
・AI搭載ロボアドバイザーによる投資一任運用サービス「THEO」
Q1.投資一任運用サービス「THEO[テオ]」 とは、どのようなサービスですか?THEOのコンセプトは、「投資は、ロボが。人生は、あなたが。 」です。 忙しい毎日を送るすべての人たちをサポートする、AI搭載ロボアドバイザーによる投資一任運用サービスです。年齢や金融資産額などの情報から、ロボアドバイザーが、一人ひとりに最適な、最大30種類以上のETF(上場投資信託)からなるポートフォリオをご提案します。
1万円からスマホだけで手続きが完了し、運用報酬も1%(年率・税抜)と低コストではじめられる、新しい形の資産運用サービスです。
・自分で資産形成を考える時代に
Q2.「THEO」は、どのようにしてアイデアが着想され、開発が進められたのでしょうか。「預金しておけば安心」という時代は終わり、少子高齢化や人口減が進む日本では、今後大きな経済成長は望めず、自分で資産形成を考えなくてはいけません。しかし、多くの人が時間に追われ、銀行にお金を眠らせてしまっています。私たちはそういった課題を、金融×テクノロジーの力で解決し、多くの方々の資産形成をサポートしたいと考えています。
これまでは機関投資家や一部の富裕層に限られていた高度なグローバル分散投資を、最新のテクノロジーで自動化し一人ひとりに最適な資産運用を実現することを目的に、THEOは開発されています。
・スマホで1万円から積立できる!
Q3.既存の資産運用サービス との違いや、サービスを利用するメリットは何でしょうか。THEOは、スマホで“1万円”からスタートでき自動で積立ができ、投資未経験の方でも「はじめやすく」「つづけやすい」サービスです。またTHEOには「AIアシスト」という機能が搭載されています。機関投資家も採用する「機能ポートフォリオ」「スマートベータ」など最先端の運用手法を取り入れ、誰にでもできるようにしています。Q4.サービス開始以降、実装してきた機能や取り組みがあれば教えてください。
お客様は申し込みと口座開設後、THEO口座にご入金いただければ、すべておまかせで運用してくれるため、忙しい方にとっては手間も時間もかからず便利なサービスといえます。
資産運用をするうえでの基本は「長期」「分散」「積立」です。積立で投資することで、時間の分散ができ、より適切なリスクコントロールをおこなうことができます。「THEO積立」の自動積立機能により、約60%のユーザーが積立を利用し、賢い投資方法を実践しています。Q5.今後の展開、展望があれば教えてください。
また、NTTドコモや新生銀行など他社との提携ブランド「THEO+[テオプラス]」は、スタートから1年半で提携企業が21社となり、どんどん広がっています。
2019年は「Fintech第3章」といえる年になると思っています。第1章でFintechベンチャーが登場し、第2章ではベンチャーと金融機関が組み始めました。そして第3章ではNTTドコモなどの圧倒的なユーザー数を抱えた異業種が本格的に金融業界で勝負をかけてきます。これまでも穏やかな業界変化は起きていましたが、本年は、新たなプレーヤーの登場によって業界再編が起こる元年になるのではと考えています。誰にも付きまとうお金の問題。富裕層に限らず門戸を広げ、忙しい人こそ利用したいサービス内容はありがたい。生涯のパートナーとして心強い存在になってくれそうだ。
その中で、弊社の生存戦略は、顧客体験の向上をし続けることです。今後もさまざまなプロダクト開発とサービス向上を予定しています。お金のデザインの「人とお金の新しい関係を創る」というミッションに向け、邁進していきます。
THEO[テオ]
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