・ハードなプレイ中もゆがむことなくフィット感をキープ
「Adapt BB」はプレイヤーのパフォーマンスを最大限引き出すために生まれた靴。プレイヤーの動きに応じて自動で形状を変えられる。簡単に言えば、これまで靴ひもを締めて調整していた部分を、シューズのファブリックが肩代わりしてくれるということだ。外側には同社独自開発によるFlyknit生地を採用。靴下のように足にぴったりフィットする。内側は新素材のQuadfitでできており、二重構造で足を包み込む。
ミッドソールにはレースエンジンを組み込んだ小型のギアボックスを内蔵。この中にセンサーとマイクロプロセッサが搭載されている。締め付け圧力は32ポンド(約15キログラム)。ハードなプレイ中もゆがむことなく、アッパーのフィット感を保ち続ける。
・発売予定は2月17日
操作はスマートフォンで行う。専用アプリから好みの締め付け具合を指定できるが、フィット感が足りない場合はシューズのボタンでダイレクトに締めることも可能だ。ソールには2色のLEDサークルを備えており、こちらもアプリで色を変えられる。発売日は2月17日、価格は350ドル(約3万8000円)になる予定だ。以降はユーザー(主にNBAプレイヤー)の意見を聞きながら、ファームウェアの更新に努めていく。将来的には他のスポーツシューズやウェアなど、ナイキブランド全体にこの技術を搭載していくとのことだ。
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