そこで、あると便利なのがポータブルな空気汚染測定デバイス。今回紹介する「Huma-i」は、測定結果を示すだけでなく、WHO(国連世界保健機関)の基準に基づいてわかりやすく絵文字でも表示する。
・PM2.5も測定
周辺の空気が汚染されていることがわかればマスクをしたり、外出を控えたり、あるいはルートを変更したりとそれなりの対策をとれる。その判断材料になるデータを測定できるデバイスがHuma-iだ。測定できるのは、PM2.5、PM10といった微粒子物質や揮発性有機化合物(VOC)、二酸化炭素など。オンにするとすぐに測定し、結果をOLEDディスプレイに表示する。
・絵文字でわかりやすく
その結果というのは、具体的に数値を表示するのではなく、グラフと、色で表す。サークルが青だと良好、緑だと普通、黄色は悪い、赤は健康に害を及ぼすという区分となる。加えて、Huma-iにはWHOモードという表示方法も用意されている。こちらではWHOの基準値に基づいて結果を絵文字で表す。空気の質が良好であれば絵文字は目がハート型のニッコリ顔、健康に悪影響を及ぼすレベルであればマスクをしているなど、一目見てすぐにわかる。
Huma-iはわずか60グラムと小型軽量なので外出時に携帯するのにうってつけ。また、温度や湿度も測定できるので、子供部屋のモニターとして使うというのもありだ。
Huma-iは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。今なら89ドル(約1万円)の出資で入手できる。2月8日まで出資を受け付けたのち、すぐに発送が始まる見込みだ。
Huma-i/Indiegogo