往々にしてカメラマンを必要とするわけだが、中国企業Reni Techgが開発したカメラ「Obsbot Tail」ならカメラマンは不要だ。というのも、被写体を自動で追いかけ、しかも人工知能(AI)が環境に合わせて自動調整しながら撮影してくれる。
・スムーズに被写体追跡
Obsbot Tailは円柱のベースから伸びたアームにカメラが付いている。縦横柔軟に回転するようになっていて、また3軸を備える。解像度は4KのUHDだ。そしていざ撮影するときは、アプリを立ち上げてスクリーンで追跡したい被写体をタップすれば自動で被写体がフレーム内におさまるように撮影してくれる。
なので、たとえば、ストリートパフォーマンスなど動きのあるシーンの自撮りも簡単にできる。
・ジェスチャー操作も
加えて、このカメラのすごいところは、いい映像になるようAIが周囲の状況を勘案して撮影する点。たとえば暗いところ、騒がしいところではそれらを認識した上で、適切な調整を行なって撮影する。それから、自撮りに便利なジェスチャーコントロール機能も搭載している。これは、特定のジェスチャーをすると、それをカメラが認識して撮影を開始したり停止したりする。これならいちいちカメラに駆け寄ってスタートボタンを押すといった手間が省ける。
Obsbot TailはこのほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場したばかりで、今なら最安値パッケージは3679香港ドル(約5万1000円)となっている。出資は3月16日まで受け付けるが、お得に入手したい人は早めにチェックした方が良さそうだ。
Obsbot Tail/Kickstarter