「LG HomeBrew」はNespressoのビール版といったところで、カプセルからビールを醸造する。見た目と動作はシンプルだがLGの技術が詰め込まれたハイテクマシンだ。
・醸造プロセスをアルゴリズムで制御
温度と圧力をアルゴリズムで調整して醸造プロセスを正確に制御。誰でも失敗なくビールが醸造できる。また、ビールを作るのはコーヒーのように"インスタントに"とはいかず、2週間の醸造期間を要するが、この間もスマホアプリからビールの状態が確認できる。
完成した5リットルのビールを飲み終わった後はマシンが自動洗浄してくれて、次のビールが醸造できる状態を待つばかりだ。
・5種類のカプセルを発売
まずはアメリカンIPA、アメリカンペールエール、スタウト、ベルギービール、ピルスナーの5種類のカプセルが発売される。その後は展開に応じてカプセル種類を増やしていくのだろう。ただ、ユーザーがやることは、麦芽、酵母、ホップオイル、香味料の入ったカプセルを入れてボタンを押し、2週間待つことだけというシンプルさが仇になる可能性もある。
ビールを自作したいユーザーが、味も出来具合も均質なビール醸造マシンに魅力を感じるかどうかはフタを開けてみないとわからない。
参照元:LG will be unveiling a smart craft beer machine at CES 2019/TrustedReviews
CES 2019: LG Wins CES Media Day with High-Tech Home Beer Brewery and Disappearing OLED TV/IEEE Spectrum