・スクリーンサイズを自由にカスタマイズできるモジュール型
「The Wall」は、マイクロLED技術を搭載したモジュール型のディスプレイだ。原型は昨年のCESで公開されているが、このときのサイズはまだ146インチだった。その後、商業用となる「The Wall Professional」を発売。映画館やホテルなど、大型施設を対象に正式販売を開始した。
そこから改良を重ね、進化させたのが本品。最大の特長は、スクリーンサイズを自由にカスタマイズできること。ユニットを追加すれば、ディスプレイサイズの拡大も可能だ。画面のアスペクト比も標準(16:9)をはじめ、ワイドスクリーンモードの21:9や1:1など、あらゆる映像比率を実現する。画面をオフ状態にすれば、写真や絵を飾るフレームとしても活用できるという。
・商品化は年内?
同社はまた、家庭用のテレビサイズでは初となる75インチ(4K)スクリーンを公開。2製品を通してマイクロLED技術の開発成果を披露した。こちらは「The Wall」同様、モジュール型でベゼルフリー。ユニットを追加しても境界ができないように設計されている。いずれも発売は未定。サムスン側は今年上半期を目処に家庭用から商品化する意向を示しているが、コスト面を考えると価格の決定には時間がかかりそうだ。
souce by wgntv