スキーヤー、スノーボーダーなら経験があるかと思うが、寒い中でスマホを操作するというのは、グローブを外すことになり、なかなか辛いものだ。
そこで、今回紹介したいのが、Bluetoothでスマホと連携するヘルメット「Snowtide」。ヘルメットについたボタンをプッシュするだけで通話ができ、また緊急時には自動SOS発信をする機能ももつ。
・ワンプッシュで通話
米国のSwagtronが開発したSnowtideはヘッドフォンやマイクが内蔵されていて、連携するスマホを介して通話ができる。ヘルメットの左耳近くにはボタンがあり、かかってきたコールをとるにはここを押すだけでいい。ヘッドフォンでは通話だけでなく音楽も楽しめる。
また、普通の通話とは別に、このヘルメットにはトランシーバー的に使えるグループコミュニケーション機能が用意されているのもポイント。これはグループ全員がSnowtideのアプリを使用していることが前提となるが、広いゲレンデで待ち合わせ場所を決めたりするときに使えそうだ。
・衝撃を感知
ヘルメットは安全規格のENとASTMを取得している一方で、衝撃を感知する機能も備えている。激しく転倒したときは、アプリから事前に登録した緊急連絡先に、位置情報とともにSOSが発信される。ちなみに、滑った距離や時間、スピード、傾斜などを記録するトラッカー機能もあり、真剣に滑る人は重宝しそうだ。
安全性と実用性を備えたこのヘルメット、現在Swagtronのサイトで165ドル(約1万8000円)で販売されている。
Swagtron