しかし、米国の老舗Kohlerが提案するのは、ムードライトや好みの音楽で快適空間を演出する“インテリジェント・トイレ&バスルーム”だ。
・音声でBGMオン!
米国では一般に、トイレとバスタブ、洗面が同じ個室にある場合が多い。Kohlerが提案するのもそうした一体型のバスルームで、快適に過ごせるようにデザインされている。一番の目玉は、音声操作に対応していることだろう。音楽を流したり、照明の明るさや色を好みに設定したりといったことが話しかけるだけでできるのだ。
・バスタブから音声操作
また、バスタブにお湯をためるのも音声で行える。お湯の温度や湯量などはあらかじめ好みを設定しておくことができる。なので、たとえば帰宅してすぐに音声でバスタブに湯をはり、そして湯船に浸かりながら音声で照明を暗くして、お気に入りの音楽を流したりしてリラックスする、という活用方法ができる。
トイレは温水洗浄便座付きで、便座は自分の好みの温度に設定可能。トイレそのものにも音声で調整できるライトが付いていることをのぞけば、トイレ先進国の日本からするとトイレに関してはほぼスタンダードな機能となっている。
トイレもバスルームも毎日使うプライベート空間だからこそ、快適なものにする、というのは真っ当な発想といえそうだ。
Kohler press release