テレビを観る時はフルにスクリーンを出し、時計など必要なものだけを表示したいときはスクリーンを部分的に活用し、そして使用しないときには完全に収納できるという斬新さだ。
・邪魔にならない!
折り曲げ可能なOLEDで実現したこの65インチテレビ、スクリーンはベースのボックスの中に巻かれた状態で収納される。つまり、テレビを観ない時、真っ黒なスクリーンを視界から消すことができるのだ。普通、テレビというのは部屋の壁側に追いやられることが多い。使用しない時にスクリーンが邪魔になるのがその理由の一つだが、OLED TV Rなら部屋の中央に置いても良さそうだ。
・インテリアとして一役
また、OLED TV Rではスクリーンを部分的に出して、そこにコンテンツ表示できるモードが用意されているのも特徴的だ。時刻や天気予報などを表示して実用的に使ってもいいし、写真や絵画を映し出してインテリア的に使ってもいい。加えて、このテレビにはDolby atmosオーディオシステムが搭載されていて、スクリーンを完全に収納してもスピーカーとして使うことが可能だ。
「いつもそこにあるもの」から「必要な時だけ現れるもの」へとテレビの概念を大きく変えるOLED TV R、気になる値段はまだ発表されていない。ただし、2019年のラインナップに加わるとのことで、一般家庭のリビングに登場する日はそう遠くなさそうだ。
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