そこで開発されたのが「Rise」というウェアラブルツール。ポケットの中に入れられるようなごく小型のサイズで、裏がマグネットになっているので、腰のベルトに装着することもできる。「Rise」は着用者が座っている、あるいは立っているのか動作を判別し、1日の間、ユーザーがどれくらい座っているのか総合的に計測する。ガジェットはBlueTooth LEを通じて、ワイヤレスでスマートフォンと連携するようになっていて、専用アプリがユーザーの座っている時間を保存したり、データを視覚化したグラフを表示する。立っている時間も併せて計測しているので、座る時間を減らすための目標数値を設定することで、モチベーションのキープをサポートしてくれる。
さらに、ユーザーは“座っている時間”の限度を設定することができ、その時間を超過すると、スマートフォンにアラートが送信され、注意喚起を促す。また、よくフィットネス系ガジェットであるようなゲーム的な要素ももっていて、iOS Game Centerに接続し、家族や友人と結果を競って楽しむことも可能だという。
「Rise」を使ってみたらきっと、思った以上に自分が“座る”行為をしていることに気が付くはずだ。日々の悪習慣を変えるために、39ドルのこのウェアラブルセンサーを導入してみては。
Rise