これまでTechableでは「Fliteboard」などを紹介してきたが、今回取り上げるのは中国製の「Waydoo」。4999ドル(約54万円)と破格ともいえる低価格設定が目玉だ。
・最高時速35キロ
サーフィンは波がなければ楽しめないが、ハイドロフォイルの場合、モーターで進む。つまり、ボードの上でバランスをとる必要があるサーフィンと、波がなくても疾走できる水上スキーのいいとこ取りをしたのがハイドロフォイル。海だけでなく、川や湖などでの利用もできる。以前紹介したFliteboardのプレオーダー価格は1万995ドル(約120万円)だった。しかしWaydooはその半額以下となる。この差がどこからきているのか不明だが、発表された基本スペックを見る限りは、遜色はないようだ。
Waydooは6000ワットのモーターを搭載し、最高時速35キロで走る。スピードや高さの調整は手に持つリモコンで行い、2時間の充電で40〜60分の使用が可能とのこと。
・分解して持ち運び
Waydooのボディはカーボンファイバー製で、重さは25キロ。モーターを搭載しているぶん普通のサーフボードより厚く、また水中翼もあるのでかさばる形状だが、2つに分解して持ち運べるようになっていて、組み立ては手で行える。Waydooのプロトタイプは米国ラスベガスで8日に開幕するCESで展示され、3月に発売される予定となっている。
この価格で性能が確かであれば、ハイドロフォイルが身近なレジャーになるのに一役買うかもしれない。
Waydoo