ウェブサイトに加え、アプリ(Windows、iOS、Androidに対応)でも利用でき、サンタがいつ北極圏を出発したのか、どういうルートをとっているのかをNORADの最新レーダーなどで追跡できるようになっている。何でも、トナカイの鼻から発せられる赤外線を人工衛星に搭載されたセンサーで感知できるようにもなっているのだとか。サンタの現在位置がマップに表示される追跡は、米国山地標準時間24日午前4時から始まる。追跡だけでなく、ウェブサイトにはクリスマスまでのカウントダウンやゲーム、ビデオ、クリスマスの音楽が用意されていて、イブ前でも楽しめるようになっている。
このサービスは歴史が古く、スタートは1958年にさかのぼる。NORADの前身機関に子どもから「サンタはどこにいるの?」と間違い電話がかかってきて、電話に出た司令官が機転を利かせてサンタの現在地の最新情報を伝えたことがきっかけ。当初は電話対応のみだったが、時代の流れでサイト展開もするようになり、現在に至っている。
今年も“厳戒態勢”でサンタを追跡するNORADの特設サイト。幼い子どもの夢を育むのはもちろん、「サンタなんていない!」と言う子どもも、再びサンタの存在を信じるようになるかもしれない?
NORAD Santa