Oppoが新しいカメラ技術を開発していることについては、特許出願のリークで判明したが、同社からは詳細について明らかにされていない。
・3台の背面カメラを利用
特許出願資料によれば、ハイブリッドズーム技術では3台の背面カメラを利用して高精度のズーム画像を作成するようだ。ハイブリッドシステムでは、焦点距離が異なる複数のカメラおよびソフトウェアにより、被写体の細部まで描写した画像を作成する。
Oppoは、2017年にバルセロナで開催されたMobile World Congress(MWC2017)で、光学5倍ズームカメラ搭載のスマホを発表。同テスト機にはペリスコープ構造を搭載した2台のカメラが搭載されていた。
薄さ5.7ミリのモジュールに搭載できて、手ブレ補正の精度は200%向上した。ただし、同製品はいまだに商品化されていない。
・2019年中にはHuaweiも10倍ズーム投入か
同業他社と一線を画すために、中国のスマホ企業は、カメラ機能を向上させることに注力してきた。Huaweiは、2019年中には4台のカメラと10倍光学ズームテクノロジを搭載した製品を市場に投入する計画だ。今年2月開催のMWC2019には、Oppoの光学10倍ハイブリッドズーム搭載のスマホ、F19シリーズが発表されるとの見方がでてきており、2019年もスマホカメラの精度向上を巡る激戦が繰り広げられそうだ。
参照元:Smartphone manufacturer Oppo develops 10x zoom for smartphone cameras/TechNode