イベント会場などに一時的に設置できるタイプで、恒常的な設置がためらわれるようなシーンで活躍しそうだ。
・ドイツで試験展開
2019年上半期に最初のユニットが登場し、まずはドイツ・ヴォルフスブルクで試験展開する。この充電ステーションはどこにでも設置できる。基本的に、コンサートや博覧会といった大型イベントの特設会場などに設置して、EVユーザーの利便性につなげることができるというもの。
そしてイベント終了時には回収できる。早い話、イベント会場でよく見られる仮設トイレのような使用法となる。大きさもそれに近い。
・4台同時に充電
フル充電されたユニットでは、標準的なEVバッテリー15台分を充電できるとのこと。“空”になったら別のものと取り替えられ、もし近くにACパワーサプライがあればそこにつなげて充電して繰り返し使ってもいい。ちなみに、このユニットにはEV4台を同時につなげられ、うち2つはDC急速充電に対応する。
ユニットはイベント会場などでの活用がメーンとなるが、VWは充電ステーションの恒常設置の前に需要を測るのにも活用できる、としている。
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