いびきを解消するためのグッズは様々売られているが、この記事の主役「Snore Circle」ほど斬新な製品はまだないだろう。Snore Circleは、低周波パルスで筋肉を刺激することによりいびきを抑えようというものである。これで人類は、いびき問題を乗り越えられるか?
・いびきの音を感知
低周波パルスを利用したマッサージ機器や腹筋運動機器は、すでに存在する。その低周波パルスを、いびきの抑制に利用するというのがSnore Circleの主機能だ。Snore Circleはあごの下に当てる。だが、これだけでは低周波パルスが筋肉に送り込まれることはない。Snore Circleが使用者のいびきを感知し、そこから音の元となる筋肉をほぐすよう作動するのだ。
逆に言えば、いびきをかかなければ作動しない。必要な時にだけ役割を果たすように設計されている。それがSnore Circleの最大の持ち味と言えるかもしれない。
Snore Circleの専用アプリでは、睡眠トラッキング機能を提供している。いびきの状態の他、睡眠自体の質を算出して視覚化してくれる。これを使えば、自分自身の睡眠に関する各データを取得することができる。
・本体重量23g
普段の夜の睡眠はもちろん、ほんの一時の居眠りにもSnore Circleを用いることができる。なお、本体重量はたったの23g。睡眠を阻害する重さではない。Snore Circleはクラウドファンディング「Indiegogo」で、59ドル(約6500円)からの出資枠を公開中。配送は2019年1月を予定している。
Indiegogo