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Enterprise 早稲田大学研究室発のロボットベンチャー「Genics」が「CES2019」に出展!次世代型全自動歯ブラシ、2019年中の製品化を目指す

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早稲田大学研究室発のロボットベンチャー「Genics」が「CES2019」に出展!次世代型全自動歯ブラシ、2019年中の製品化を目指す

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年の瀬が迫り、気ぜわしい気分になるが、早くも来年が始まった後の動向に注目している人もいるのでは?

例年、年明けてまもなくに、アメリカのラスベガスで世界最大級のテックトレードショー・CES「Consumer Electronics Show」が開催される。

1967年から続く伝統あるイベントで、CES2018では参加者数は18万2000人、4400の企業や1000のスタートアップが出展、2万点以上の新製品が登場。家電だけでなく自動運転、スタートアップ、スポーツなどの多様な製品・技術が世界に向けて発信される場となっている。

・早稲田大学研究室発のロボットベンチャー「Genics」がCESに出展

そんなCESに、大学研究室発のロボットベンチャー「Genics」が出展をするという。「Genics」は“ロボット技術によって、より便利かつ健康で豊かな社会”の実現を目指し、ロボット技術を応用した製品の企画・開発・販売をおこなっている会社。2018年4月に創業者が早稲田大学大学院に在学中に取り組んだ研究開発の成果をもとに起業したロボティックスベンチャーだ。

世界最大級の家電・エレクトロニクス技術展示会「CES2019」の開催期間・2019年1月8日~11日の4日間、Genics出展ブース場所《Tech West, Sands Expo L1 Hall G, Booth No. 51075》にて、同社が開発している“次世代型歯ブラシ”の展示をおこなう。

・“次世代全自動歯ブラシ”で「歯磨き革命」を起こす

同社は、この“次世代全自動歯ブラシ”で『「歯磨き革命」を起こし、古代から続いた歯磨きスタイルを変え、世の中の歯磨きに対するイメージを一新』させたいと意気込む。

健康維持は大切だが、なかなか難しいことでもある。歯磨きは虫歯や歯周病予防のため欠かせないが、歯磨きを満足なレベルでできているかは怪しいもの。歯磨きに必要なスキルの不足や時間の不足といった問題があったり、高齢者や上肢に障害を有する障害者など自力で歯磨きができない人もいる。

そこで、「簡単に確実に歯をきれいしたい」というニーズに応えるべく、“手磨き動作を伴わない短時間で全ての歯を自動で磨ける次世代全自動歯ブラシ”の開発に取り組んだという。今回の出展を通じて、開発資金の調達、量産化パートナー・協業パートナーの獲得および市場開拓を目指しており、2019年中の製品化実現を実行していきたいとのこと。

■「CES2019」開催概要/出展ブース
会期:2019年1月8日(火)~11日(金)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス市
Genics出展ブース
Tech West, Sands Expo L1 Hall G
Booth No. 51075
J-Startupパビリオン
https://ces19.mapyourshow.com/7_0/exhibitor/exhibitor-details.cfm?ExhID=T0009414

経済産業省では、「J-Startup」というスタートアップ企業の育成支援プログラムを推進しており、J-Startup事務局(日本貿易振興機構(ジェトロ)は、CESで注目を集めるエリア”Eureka Park”で日本発スタートアップのグローバルスケールをサポートしている。

オフィシャルサイト:https://www.j-startup.go.jp/
プレスリリース:
https://www.j-startup.go.jp/news/news_181210.html?fbclid=IwAR29375kDLh8zYSr5h-EakbHXcoV1LBXjmnLVseu9lNK_VYhA4QEVKeWvTo

世界最大級の見本市へ出展する同社の意気込みは熱い。今後の活躍に注目したい。

株式会社Genics
CES2019
大学研究室発・ロボットベンチャーGenics、世界最大級の家電展示会「CES2019」にて、開発中の次世代型歯ブラシを展示!PR TIMESリリース

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