Lonenoteに投稿される写真は、人物中心ではなくほとんどが風景や日常シーンとなっている。どちらかといえば、感性がにじみ出るようなものが多い。そこに、手書きのキャプションを加えることができるのがこのアプリの売りでもある。スマホのスクリーンで文字をなぞると手書きキャプションが作成され、写真のどこにでも配置できるようになっている。
実際、“しっとり系”写真と手書きキャプションの組み合わせは独特な味わいを生み出す効果があるようだ。Lonenoteのサイトをのぞくと、落日の風景写真に「Bye bye sunshine」と 入れたものや、乗客が1人もいない電車内の写真に「数百万人が住む街で、ひとりぼっち」と書いている写真などが並ぶ。
アプリを利用するにあたっては、ユーザーネームなどの登録は必要ない。またアップロードされた写真のリンクを他のソーシャルメディアやウェブでシェアすることもできない。かなり地味といえば地味だが、Instagramなどに飽きて、もっと静かなイメージを求めている人は一度のぞいてみてはどうだろう。
Lonenote