こうした問題を解決してくれそうなのが、深センのスタートアップが開発したスマート歯ブラシだ。「babahu X1」は、AI搭載の全自動歯ブラシで、内蔵の9軸センサーをもとにその人に適した周波数/強さで歯を磨いてくれる。
・20秒のブラッシングで99.99%の細菌を死滅させる
Babahu X1はフリーハンドで使えて、AIが振動周波数をいいかんじに調整してくれる。20秒くわえるだけで、口腔内の細菌の99.99%が殺菌されるとのこと。特許取得済みのU字口デザインにより、一気に全ての歯をカバー。45度の角度で歯にアタッチしてくれ、1mmの幅で細かく振動する。
歯にかかる圧力もAIが調整してくれて、例えば子供の歯では最大100G、大人の歯に関しては120~150Gで動作する。
また、AIによる音声ガイドも特徴的で、現在の状況に合わせてかむ強さなどをアドバイスしてくれるようだ。
・充電器はQi搭載、2時間でフル充電に
メンテナンスに関しても一般的な電動歯ブラシよりも楽なくらいで、FDA(アメリカ食品医薬品局)承認済みブラシ部分は細菌が繁殖しにくい設計で、高温でのメンテナンスや消毒も可能となっている(マウスピースは3~6カ月ごとの交換が奨励されている)。Qiに対応しており、2時間のワイヤレス充電で30日間の待機が可能。短期間の旅行なら充電器の携帯は不要だろう。
Babahu X1はIndiegogoにて支援受付中。本体+充電器の大人用キットが89ドル(約9800円)から、替えのマウスピースが15ドル(約1700円)からの支援で手に入れることができる。子供用のキットもあるので、気になった方はチェックしていただきたい。
参照元:Babahu X1/Indiegogo