Apple製品に共通するのがシンプルデザインを追求していること。たとえば、iPhoneからイヤホンジャックが消え、コンピューターではポートがUSB-Cに集約されている。

そしてiMacに関して言うと、ポートが視野に入らないデザインもスタイリッシュさに貢献している。ただ、実際問題、ポートを使用するときいちいち背面に手を伸ばすというのは面倒だ。

そこで、アクセサリメーカーSatechiが発売したのが、7つのポートを前面に持ってくるスタンドハブだ。

・iMacの下にポート常備

iMacにアクセサリをつなげるには、iMac背面にあるUSB-Cポートを使用するが、もしiMacを壁にくっつけるような形で設置していると事は厄介だ。

ならばいっそのこと普段よく使うポートを一気に前向きに持ってこようというのがこのアルミニウム製スタンドハブ。iMacを載せ、そしてiMacとケーブルでつなげて使用する。

・他メーカーPCでも

搭載するポートは、USB-C、USB Type-A×3、SDスロット、ミニSDスロット、ヘッドフォンジャックの計7つ。これだけあればカメラのデータを取り込んだり、メモリスティックのデータにアクセスしたり、有線ヘッドフォンを使ったりがスムーズにできる。

パッと見た目はポートの存在はさほど目立たないので、iMacの美しさはそのまま維持される。

色はiMacと一体感の出るシルバーとスペースグレーで、iMacユーザーを意識した製品ではあるが、もちろん他メーカーのUSB-C搭載コンピューターでも利用できる。

現在、Satechiのサイトと米国Amazonで89.99ドル（約1万円）で販売されている。

Satechi