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蘭ワーヘニンゲン大学、オランダで初めてバナナの温室栽培に成功

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蘭ワーヘニンゲン大学(WUR)を中心とする共同研究プロジェクトは、2018年12月、オランダで初めてバナナの温室栽培に成功したことを明らかにした。

温室内の60本の草本から収穫されたバナナは、地元の食品サプライヤー「Boerenhart」を通じて、オランダ中部ワーヘニンゲンの飲食店や病院で“地産食材”として提供される。

・土を使わず、バナナの栽培に成功

主にアジアや南米、アフリカで栽培されるバナナは、土壌に潜み、根から侵入して感染を広げ、立ち枯れを起こす「パナマ病」などの病害によって甚大な被害を受けてきた。

そこで、蘭ワーヘニンゲン大学は、「Boerenhart」のほか、世界的なバナナの生産・販売会社「Chiquita(チキータ)」や地元のバイオテック企業「Keygene」らとともに共同研究プロジェクトを創設。

土の代わりにヤシ殻(ココピート)や岩綿(ロックウール)を培地として、2018年1月、大学内の実験用ハウス「Unifarm」でバナナの試験栽培を開始した。

いずれの培地でも養分を与えるだけでバナナは順調に生育し、病害防除の必要もなく、肥料の無駄を3割程度軽減できたという。

・フィリピンでもバナナの温室栽培に着手予定

共同研究プロジェクトでは、今後、フィリピンでも同様に、バナナの温室栽培に試験的に取り組む方針だ。(文 松岡由希子)

Wageningen University & Research

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