連邦税のインセンティブを活用すると最大7500ドル(約85万円)引かれ、最終価格は3万ドルをきることになる。すでに発売されているChevyのBoltや、今後発売が予定されているTeslaのModel 3と競合することになりそうだ。
・まずはカリフォルニアで
現代自動車によると、Konaは同社が米国に投入する初のEVで、韓国で製造したものを2019年初めにもカリフォルニア州に向けて出荷する。まずは同州で販売し、その後、ゼロエミッションのプログラムを導入している東部の州にも拡大する計画だ。
・Konaをしのぐ?
クラス的に、Konaの競争相手はChevyのBoltとなる。Boltの価格は3万7495ドル(約425万円)で、Konaの方がわずかに安い。また航続距離はBolt が238マイルなのに対しKonaは258マイルだ。加えて、Kona はDC急速充電に対応し、シートヒーターなども標準装備だが、Boltではこれらの機能は有料オプションとなっていて、価格、性能両面でKonaが優位に立つことが予想される。
ただ、知名度が高く、米国で圧倒的なEVシェアを握るTeslaがModel 3を発売すれば、競争が激化するのは必至だ。
Konaが米国でどれくらいのシェアを獲得できるかというのは、日本の車メーカーにとっても気になるところだ。
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