ただ、ワイヤレスイヤホンの弱点が、バッテリー式なので頻繁に充電する必要があること。そうした点を強化したのが、米ロサンゼルスのスタートアップが開発した「Nanobuds」だ。
・充電は20分で完了
Bluetooth 5に対応するNanobudsは、耳栓タイプのワイヤレスイヤホンで、フル充電で12時間駆動する。専用のケースがチャージャーになっていて、こちらも活用すると、計36時間音楽を再生できるとのこと。イヤホンの充電そのものは20分で完了し、1日中ずっと使い続けられる。
・ノイズを自動フィルタリング
スマートさもNanobudsの売りで、スマホとはワンタップでセットアップでき、ケースから取り出すと自動で端末と接続してオンになる。また、通話に使うときは、内蔵の音声加速度計が音声を認識してノイズをフィルタリングするので、音声がクリアになる。加えて、光学センサーとモーション加速度計が内蔵チップと連携して、聞こえを自動調整するという。
今流行りの音声操作対応ではないが、ウォータープルーフで日常使いには十分。なにより、今ならクラウドファンディングサイトIndiegogoで34ドル(約3900円)〜というリーズナブルプライスも嬉しい。
すでに資金調達の目標額は達成。出資は来年1月10日まで受け付けたのち、同3月にも発送が始まる見込みだ。
Nanobuds/Indiegogo