・「MagicPrice」は簡単操作が魅力、AIがおすすめの客室料金を提案
そんなホテル業界を支援するサービスが、かんたんな操作で毎日の客室料金設定を可能にする、ホテル向けレベニューマネジメントサービス「MagicPrice」だ。運営する株式会社空は、AIによってホテルのダイナミックプライシングを支援するサービス「MagicPrice」のリニューアルを発表した。同社が開発している“市場分析を支援する”「ホテル番付」が、「MagicPrice」と統合され、より包括的にホテルの料金設定をサポートできるようになる。2019年2月頃より、展開中の「ホテル番付」のサービス名称も「MagicPrice」へと一本化する。現在、「MagicPrice」「ホテル番付」を利用したホテルは2000件以上となり、サービス導入後のアンケート調査結果によると、顧客満足度は91%だという。
「MagicPrice」は、わかりやすい操作性が強みで、簡単操作で毎日の客室料金設定が可能になる。予約状況など、ホテル料金の検討に必要なデータを自動収集・分析し、AIがおすすめの販売料金を提案。旅行予約WEBサイトへの料金反映まで、ワンストップでおこなえる。
・市場分析をおこなう「ホテル番付」の機能を追加してリニューアル
今回のリニューアルでは、競合ホテルの料金や販売状況など、市場分析をおこなう「ホテル番付」の機能が「MagicPrice」に追加される。ホテルスタッフは、市場のデータと自施設のデータを見比べて、料金を検討しやすくなったほか、旅行代理店・自社HP予約エンジンなど複数の販売チャネルを一元管理できるサイトコントローラーとの連携により、料金設定業務のほぼ全体を「MagicPrice」上で完結できるようになる。今回のリニューアル概要は大きく3つとなる。デザインを刷新し、料金提案をおこなうAIの改良を実施した。
1.シンプルで、わかりやすいUIデザイン
2.料金提案AIの改善
3.「ホテル番付」と組み合わさり、競合ホテルの分析機能が追加
・導入を決めたホテルのコメント
新しい「MagicPrice」の導入を決めた宿泊施設「ホテル・アゴーラ大阪守口」では、以下のようにコメントしている。「もともとAIによるレベニューマネジメントシステムに興味があり、ホテルの裏の仕事は自動化して、表の部分、つまりお客様との関わり合いの時間を大切にしたいと考えていました。
「MagicPrice」は分析の結論だけでなく、根拠までわかりやすく提示してくれるというのはありがたいです。他社に比べ、製品がシンプルであったのも選択の要因です。レベニューマネジメント経験の浅いスタッフにもできる仕組みへと確立し、経験の長いスタッフをできる限りゲスト接点へと注力できれば良いかと思っております。」
新しい「MagicPrice」は、2018年12月13日より公式WEBサイトで申し込みを受け付け中。サービスの利用開始は2019年2月頃の予定。
株式会社空ではホテル業界に留まらず、さまざまな業界や企業において、“価格決定にテクノロジーを活用する”手法が拡大していくと見ている。Price(価格)とTechnology(技術)を組み合わせた新しいビジネスカテゴリーを「PriceTech」と呼び、多方面へ展開を拡大していきたい意向だ。
料金の比較検討が必要なのは、利用するユーザー側だけではない。今後多様な業種に、この「PriceTech」が浸透していきそうだ。
MagicPrice公式WEBサイト
株式会社空
AIでホテルのダイナミックプライシングを支援する『MagicPrice』がリニューアル市場分析サービス『ホテル番付』と統合してより便利に PR TIMESリリース