利用するにはあらかじめサイトでサインアップし、支払いに使うクレジットカード(またはデビットカード)情報を登録する。ユーザーはMoglに加盟する飲食店で食事をする際に登録されたカードで支払うと、代金の10%がキャッシュバックされる。そのキャッシュバックからいくらかでも募金してもらうというのが「Mogl」の主旨で、募金の金額設定はユーザーの自由だ。アプリ内では、政府の情報に基づいて、ユーザーが住む街で毎月何食が必要かというデータが示され、ユーザーがこれまでに募金で提供した食事の数などもチェックできる。
Moglの代表によると、キャッシュバックというメリットがあり、しかも募金という社会貢献もできることから、Moglのサービスを使った場合の客の支払額はMoglを使わないときより平均45%も増えるという。これは店側にとっても好都合でMoglの導入で1カ月の売り上げが70%増加したレストランもあったという。
現在、Moglはサンフランシスコ、サンディエゴ、ロサンジェルスなど6都市でサービを展開していて、加盟する飲食店は数千軒。今後は全国にサービス拡大する方針で、ユーザー100人と加盟店5店が確保できたら展開するという。
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