AIROはブレスレットのように手首に装着して使用する。内側に付いているLEDライトで食事前後の血液中の代謝物質を感知できるのが最大の売りだ。分光計でさまざまな波長を使って、脂肪やプロテインなどをどれだけ蓄えているかが分かり、カロリー摂取量も計測できるのだという。AIROにスクリーンはないが、その代わりすべての測定データはiPhoneなどのiOS端末で閲覧できる。摂った食事について脂肪分過多と表示されれば、次の食事を脂肪控えめにするなどしてコントロールするのに使えそうだ。
その他の機能としては、他の健康ガジェットのように心拍数やカロリー消費量のモニターがある。似たような機能を持つ商品に大手スポーツメーカー「NIKE」の「NikeFuel SE」があるが、AIROのメリットは動作感知センサーによる測定ではないので、例えばサイクリングなど手首をあまり動かさないスポーツでの利用もOKということだろう。また、心拍数に基づいてストレスレベルをチェックしたり、睡眠サイクルをモニターしたりすることも可能となっている。目覚まし時計機能では、起床時間にAIROが振動するように設定できる。
興味がある人は、サイトでプレオーダー(149ドル)を受け付け中だ。発送は来年秋になる見込みという。
Airo Health