1888年創刊という歴史ある同誌だが、そのコンテンツをさらにリアルに楽しめるようになる。YouTubeとタイアップして仮想現実(VR)コンテンツの提供を開始すると発表した。
・第一弾はボツワナが舞台
来年にかけてVRコンテンツとして3つのプロジェクトを展開する計画。第一弾として12月11日からボツワナ北部のオカバンゴ・デルタを取り上げる。地球最後の秘境とも言われるオカバンゴ・デルタには多様な生物が生息していて、豊かな自然とともにそこでしか見られないような生物が映し出されるとみられる。
同誌は「ナショナルジオグラフィックはこれまで視覚に訴えるストーリーを展開してきたが、VRによって視聴者にさらに“体験”してもらいたい」としている。
・専用アプリでも鑑賞できる
オカバンゴシリーズは4つのエピソードで構成され、それぞれ5分程度。初回以降はウィークリーでリリースされる。このVRコンテンツは、ナショナルジオグラフィックのYouTubeチャンネル、ウェブサイト、Google DaydreamプラットフォームのナショナルジオグラフィックVRアプリで楽しめる。
当然、ヴァーチャルを体験するにはVRヘッドセットが必要。ただ、コンテンツはVRヘッドセット装着前提でつくられてはいるものの、デスクトップやモバイル端末でも鑑賞できる。
National Geographic