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起亜の電気自動車「Soul EV」は航続距離320キロ超! 来年、限定生産へ

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韓国の自動車メーカーKIA(起亜)は、同社のコンパクトカーSoulの電気自動車版の最新モデル「2020 Soul EV」をこのほど発表した。

平らなボックス状の基本デザインはそのままに、小さめの躯体に201馬力というパワフルさを詰め込んだ。

・DC急速充電に対応

シティカーにしておくにはもったいないかもしれない。電動モーターは最大291 lb ftトルクで、これは394Nmに値する。サイズからは想像できないパワーだ。

バッテリーはというと64kWh。フル充電で320キロ超の走行が可能という。また、DC急速充電にも対応するので、中・長距離ドライブにも使えそうだ。

・HUDも搭載

そのほかの特徴としては、LEDライトを採用したライトシステムが挙げられる。昼間用のLEDライトが、フルLEDヘッドライトや、フロント部分にライン状に走るライトとも連携する。

また車内デザインに目を向けると、10.25インチのタッチスクリーンディスプレーに加え、8インチのヘッドアップディスプレー(HUD)も搭載。ワイヤレスのスマホ充電も用意するなど、テックを満載している。

生産は来年後半に開始し、限定生産となる見込み。小回りが利くパワフルなEVが欲しい、という人にはうってつけのモデルとなりそうだ。

気になるのは価格だが、まだ明らかにされていない。EVというと、どうしてもガソリン車よりお高めになってしまうが、Soul EVは大衆路線なだけにいかに“リーズナブル”設定にできるかが、販売の行方を左右しそうだ。

KIA

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