「SMC4」は、そんなソーシャルネットワークの有害なメッセージが届けられないよう、シャットアウトするシステムだ。ユーザーは、既存のソーシャルメディアアカウントと連動させることで、自分に向けられたソーシャルメディアのメッセージや投稿を、1つの場で管理することができるようになる。
すべてのメッセージは「SMC4」のフィルターにかけられ、独自のアルゴリズムが内容を解析し、悪口や相手を呪うような発言、人種差別、性差別的発言、あるいは不平といった発言を検知。発言は内容によって、それぞれ異なるタイプと判別され、タイプごとに適した処理がおこなわれるようになっている。たとえば、“罵る”要素をもつ発言はすぐに削除されたり、“不平”的な意味をもつ投稿は、“要対応”として区別されるといった具合だ。
また、「SMC4」は公的な立場にある人物や、企業の従業員から発せられるメッセージをチェックする機能も保有しており、誤って個人情報的なコメントや、リスクを含む投稿が発信されないようにし、未然にチェックすることができる。このアプリは現在のところ、Androidに対応している。
SMC4