無線でミニカーを実際に動かしながら、機械学習とは何かを“体得”してもらうという試みだ。
・実物の18 分の1サイズ
ミニカーといっても通常の車の18 分の1サイズで、子犬ほどの大きさ。無線で操作する四輪駆動タイプだ。もちろん単なるラジコンカーではなく、インテルのAtomプロセッサーや4メガピクセルカメラを搭載。障害物を感知するためのヒートマップも備え、Wi-Fi対応だ。
・レースを開催
このプログラムでデベロッパーは、運転操作をバーチャルに体験できる3Dシミュレーターを使ったテストドライブを、コースを選んで行うことができる。ドライブの後は、アルゴリズムが十分なものだったかどうかを検証し、そこに改良を加えたりしながらアルゴリズムに磨きをかけることで機械学習を習得する。
学習を促進するため、AWSはリーグを立ち上げ、どのアルゴリズムが一番早いかを競うレースを開催する。このレースは来年にかけて行われ、成績優秀者はAWSの年次イベントre:invent2019で開催されるチャンピオンシップカップに出場することができる。
ミニカーの小売価格は399ドル(約4万5000円)だが、現在249ドル(約2万8000円)でプレオーダーを受け付けている。興味のある方はこちらからどうぞ。
AWS