この記事の主役「DIVEVOLK」は、まさにそのような製品だ。名前が示す通り、これはダイバーに向けたiPhoneケース。海中にいながら、普段通りiPhoneを使えるようにすることを目指したものでもある。
実に水深40mまで、iPhoneを手にしたまま潜行できるという。水圧に屈しない強靭さが注目されている。
・海中でiPhoneを操作
DIVEVOLKはiPhone保護ケースと先述したが、構成部品は実はケースだけではない。ケース部分は「SeaTouch」、ライトは「SeaLight」、そしてヘッドホンは「SeaHear」という名前がついている。それぞれ耐水圧性が施されているのが特徴で、これをフル活用すれば海中で音楽を聴きつつフラッシュ撮影ができるという仕組みだ。最大潜行深度は40mだが、開発者は50mまでのテストも行っているという。
しかし海の中にいる以上、タッチパネルの操作は利かないのではないかという疑問が浮かぶ。心配は不要だ。SeaTouchにiPhoneを入れている限り、海中でも指先でタッチパネルを操作できるそうだ。
背面カメラのレンズには、外付けの広角、マクロ、ハーブボールレンズを設置することが可能。先述のSeaLightと組み合わせれば、鮮明な海中写真を撮影することができる。
また、DIVEVOLKを装着した状態でのワイヤレス充電もできるそうだ。ダイビングだけでなく、陸上で行うスポーツにも対応可能である。
・ダイビングしながら音楽を
SeaHearを装着すれば、クジラと共に泳ぎつつ好きな音楽を視聴することもできるだろう。恐るべき耐水性能を持ったオーディオ機器でもある。これらを統合したDIVEVOLKは、クラウドファンディング「Indiegogo」で出資を募っている。ここまで書いた機能がすべて揃っているものは、219ドル(約2万5000円)からの出資で入手できる。配送は来年1月から。
Indiegogo