一度イヤホンをAndroid端末とペアリングさせれば、その端末と同じGoogleアカウントを使用しているデバイスでそのまま利用できるというもの。また、来年からは対応デバイスにChromebookも加わるという。
・2台目以降で設定スキップ
どういうことかというと、スマホAでペアリングしたイヤホンを、スマホB、タブレットCではペアリング作業なしに使えるということ。ただし、それらのデバイスは同じGoogleアカウントを使っているというのが前提となる。そもそも、Fast PairはAndroidモバイル端末が、対応可能なイヤホンを自動検知するという機能。自動的に設定ボタンが表示され、それをタップするだけでペアリングが完了する。その設定作業が2台目以降は省けるようになったのが今回のアップデートだ。
・シームレスに利用
また、来年からこのペアリング機能がChromebookでも利用できるようになる。スマホで音楽を聴いた後にChromebookでビデオを観るというとき、わざわざイヤホンを変える必要がなくなる。この簡単ペアリング機能を使うには、イヤホン側もFast Pairに対応していなければならない。現在はJaybird Tarah Wirelesss Sportなどその数は限られているが、今後Anker SoundCoreやBoseなどの製品が加わる見込み。
Googleデバイスを利用している人にとっては、イヤホン購入の際、Fast Pairに対応しているかというのが今後チェックポイントとなりそうだ。