ヘッドアップディスプレイ(HUD)を備え、Bluetoothでスマホの音楽を楽しむこともでき、AlexaやSiriを介して音声操作もできるという最先端技術がつまったスマートヘルメットだ。
・後方映像も確認できる
台湾メーカーJarvishが手がけたこのフルフェイス型のヘルメットは快適性と実用性の両方を追求しているかなりの多機能型だ。主な機能としてまずARのHUDが挙げられる。ここに地図やナビなどを表示でき、ライダーは前方から目を離すことなく目的地までの道順を確認できる。
また、このヘルメットには前後に1つずつ1080pのカメラが搭載されていて、周囲360度をカバー。カメラの映像もディスプレイに映し出せ、たとえば走行中に後ろの状況を確認するのに振り向く必要がなくなり、安全性の向上につながる。
ちなみに、このカメラでは周囲の風景などの撮影もできる。
・ハンズフリーで操作
ツーリングなどで音楽を楽しみたいときは、Bluetoothを活用するといい。アクティブノイズキャセリング機能を搭載しているのでクリアに聴くことができる。加えて、スマホにかかってきたコールをとって内蔵マイクで通話することも可能だ。
こうしたさまざまな機能を音声で操作できるのがこのヘルメットの一番の醍醐味かもしれない。「後方の映像を映し出して」「○○に電話をかけて」「音量を下げて」と話しかけてコントロールできる。
Jarvish X-ARはクラウドファンディングサイトKickstarterにこのほど登場したところ、すぐに調達目標額を達成。予定小売価格1599ドル(約18円)のところ、今なら899ドル(約10万円)〜の出資となっている。
出資は来年1月12日まで受け付け、同9月に発送が始まる見込み。お得に入手したい人は早めにチェックすると良さそう。日本への送料は100ドル(約1万1000円)となっている。
Jarvish X-AR/Kickstarter