2020年後半に製造・納車を開始する見込みだ。
・3秒で時速97キロに
ピックアップトラックもSUVも北米では人気の車種で、タフなオフロードを駆け抜けられるパワフルさと機動性が求められる。それを電気で実現したのが今回のEV 2種だ。R1Tはクアッドモーターシステムを採用し、それぞれ147kWのパワーを持つ。最大トルクは1万4000Nmで、時速97キロに到達するのにわずか3秒しかかからないという。
・自動運転レベル3
R1TもR1SもRivianのスケートボードプラットフォームを採用していて、バッテリーパックやドライブユニット、サスペンションなどをホイールの高さよりも下にもってきた。そうすることで重心が下がり、タフなオフロードでも安定走行できるのだという。加えて、車内空間をより確保できるデザインにも貢献しているとのこと。
R1Tの最高速度は時速200キロあまり。180kWのバッテリーを搭載した場合の航続距離は640キロとなっている。またレベル3の自動運転技術も搭載している。
R1Tの価格は6万1500ドル(約700万円)〜と、ディーゼル・ガソリンで走るタイプに比べても競争力のある設定となっている。今後の乗り換え需要などを取り込める可能性は十分ありそうだ。
Rivian