スイスの企業が「steasy」という製品をクラウドファンディング「Kickstarter」に投入した。これは携帯型スチーマーとなっているが、要はいつでもどこでも中身を加熱できるスマート弁当箱である。
これを使えば、寒い冬でも湯気の立つ温かい食事にあり付けるという仕組みだ。
・休憩時間にホカホカの食事を
steasyはBluetooth接続製品である。日本の一般的な企業の昼休憩は12時からだと思うが、ここでは敢えて12時30分に休憩開始の企業があるとする。steasyの専用アプリで、12時30分に休憩があることを設定する。その際、事前の加熱時間(最大15分間)もセット。休憩開始時刻にsteasyの蓋を開けると、そこにあるのはホカホカの温かい食事。
steasyは二重構造で、底面に水を入れる仕組みである。要はその水を加熱して水蒸気にし、steasyの内部を温めるというものだ。
堅牢なロック構造で、どのように傾けても中身がこぼれることはないという。また、上蓋と食事を収納する部分は食器洗い機にかけることができる。
重量は870g。Kickstarterでは3種類のカラーリングを用意している。
・野外でも大活躍
このsteasyがあれば、弁当を電子レンジで加熱し直す必要はない。もちろん、バッテリー電力が許す限り何度でも弁当を温めることができる。屋内だけでなく野外に弁当を持ち出す際にも重宝するだろう。steasyは現在、Kickstarterで179スイスフラン(約2万300円)からの出資枠を公開中。本当はそれよりも安い枠が存在しているが、そちらはすでに受付を締め切っているようだ。
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