ストレスの緩和や集中力のアップに効果的ということで、マインドフルネスや瞑想が日本でも人気だ。一見敷居が高そうだが、そんな心理的バリアをなくしてくれる便利グッズを紹介しよう。

・脳波の状態が分かる「muse」

4年前に発売された初代「muse」は、ヘッドセットを頭に装着することで、自分の脳波をリアルタイムで測定できるというもの。

専用のスマホアプリと連携することで、環境音や瞑想時間を設定することが可能だ。リラックスできて深い瞑想状態になれば、環境音が鳥の鳴き声に変わる。脳の状態を音の変化でリアルタイムに知らせてくれる便利ガジェットだ。もちろん瞑想後には、アプリを通じて瞑想している間の脳波の状態を確認することができる。

・進化した「muse 2」

「muse」もマインドフルネスの愛好者には好評だったが、この度発売された「muse 2」はそこからさらに大幅に機能が拡充されている。脳波のみならず、心拍数や呼吸の状態、体の姿勢までモニタリングしてくれるという優れもの。一般的に瞑想といえば、自分一人ではなかなか客観的に心身の状態を把握するのが困難だが、このガジェットがあれば、誰でも手軽に瞑想を始められそうだ。

価格は「muse」が159ドル（約1万8000円）、「muse 2」が249ドル（約2万8000円）。いずれも決して安くはないものの、これから瞑想を始めたい人にとっては最適なガジェットではないだろうか。

muse