米国の高級キッチン用品メーカー「Williams-Sonoma」から発売されたオーブン料理用の温度計「Smart Thermometer」は、ただ温度をチェックするだけではない。Wi-Fiでスマートフォンなどと連動し(iOSに対応)、料理している材料があとどれくらいで仕上がるかを予想してくれ、さらには別素材の料理スタートのタイミングまで教えてくれる。
例えば、米国の祝日「感謝祭」が近づいているが、感謝祭の定番料理といえば七面鳥。米国では七面鳥を丸ごと焼く家庭も少なくない。その七面鳥をオーブンで焼くとして、付け合わせのジャガイモをどのタイミングでオーブンに入れたらいいのか、素人だと悩むところだ。そんな時にこの温度計を七面鳥に差し込んで料理することで焼き加減が分かり、またあとどれくらい時間がかかるかを逆算して、ジャガイモをオーブンに入れるタイミングをアプリでお知らせしてくれる。
備え付けの大型オーブンが浸透している米国ならではのキッチンツールともいえるが、クリスマスにチキンを焼くなど日本の家庭でも使うシーンはありそうだ。温度計はWilliams-Sonomaのウェブサイトで販売されていて、価格は199.95ドル。日本からの取り寄せもOKとなっている。
Williams-Sonoma