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カーシェアリングにも活用! ホンダ、中国専用の量産EV「理念 VE-1」を発表

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本田技研工業は、世界で最も大きい電気自動車(EV)マーケットである中国に投入する初の量産EV「理念 VE-1」を発表した。

年内に生産が始まり、同社が出資するカーシェアリング事業会社「Reachstar」を通じて、2019年からカーシェアリングにも活用する予定だ。

・バッテリーを床下に

VE-1はホンダのコンパクトSUVプラットフォームをベースにしている。街乗りにも遠出にも使えそうなサイズで、EVユニットのレイアウトに工夫を凝らして見た目以上の室内空間を確保しているようだ。

また、53.6kWhあるバッテリーを床下にもってくることで重心を下げていて、これにより安定した走行となるという。

・航続距離340キロ

気になる航続距離はというと340キロメートル。最大出力は120kW、最大トルク280Nmとなっている。

中国では環境問題の観点などから行政がEVの導入を推進していて、EV購入のためのインセンティブなどが展開されている。そのインセンティブを適用した後のVE-1の価格は17万800人民元(約280万円)となっている。

中国では地元メーカーはもとより、米国テスラなどのEVも展開されている。価格からすると、地元メーカーと競合することになり、性能やデザインがどれだけ中国人に受け入れられるか見ものではある。

本田技研工業

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