・RINACITA、4600万円を資金調達
そんな個人の活動をサポートしてくれそうなのが、株式会社RINACITAが運営するファンクラブ作成アプリ「CHIP」である。このたびRINACITAは、East Ventures、X Capitalほか、個人投資家などを引受先とした第三者割当増資を実施し、シードで総額4600万円を資金調達した。・SNSを駆使した個人アーティストが増加
「CHIP」は誰でも簡単にファンクラブを作成できるアプリ。2018年8月のリリースから、2ヶ月で2万DLを超えるなど急成長を遂げており、2600を超えるファンクラブが設立されている。急成長の背景には、若い世代を中心にアーティストの活動方法が「個人ベース」に変化してきたという現状がある。YouTuberやInstagrammerなどSNSを活用し、事務所などに所属せずに個人で情報発信するアーティストが増えているためだ。「CHIP」という「新たな収入源の提供」を実現する手段を通じて、アーティストやクリエイターを支えていく。
「CHIP」は「世の中に感動を与えらるクリエイティブチーム」を目指し、エンジニア・マーケター・デザイナーなど人材を募集する。今回得た調達資金は、開発、採用、マーケティングに活用し、プロダクトの開発体系を強化しつつ、ブランドの構築にも力を入れていくという。
個人のアーティストが気軽に自身のファンクラブを作成できる仕組みがユニーク。メンタル面でも経済面でも、活動の後押しとなってくれることだろう。
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ファンクラブ作成アプリ「CHIP」運営のRINACITA、総額4600万円の資金調達を実施 PR TIMESリリース