東レのカーボンファイバーを採用した軽量かつタフなボディ、そして最大450ワットモーターで傾斜15度の坂でものぼれるという、パワフルなパーソナルモビリティだ。
・“マイバイク”需要に応える
米国ではこのところ電動キックスクーターのシェアリングが急速に浸透している。近距離の移動では自動車や公共交通機関より手軽で、しかも料金がリーズナブルなことが人気の秘密だ。しかし、頻繁に乗る人の中には、毎回シェアするよりも“マイバイク”が欲しい、という人もいるはず。米国のスタートアップが開発したUnagiはそうした人のためのものだ。
・最高速度は時速24キロ
6.5インチのフラットタイヤを採用し、ホイール内にモーターを内蔵。モーター250ワットのバージョンと、450ワットのバージョンの2種類用意され、250ワットだと傾斜6度の坂道を、450ワットだと傾斜15度を走行できる。トップスピードはどちらも時速24キロで、航続距離は約25キロ。スピードは3段階調整できる。
・クラクションも
ハンドル部分にはスピードやバッテリー残量を表示するモニターや、ブレーキ、スロット、クラクションが備わっている。夜間走行でも使えるようLEDライトも付いている。極めてベーシックなデザインと機能で、派手さはないが通勤にも使えるなど万人ウケしそう。また、価格も魅力でKickstarterでは、250ワットタイプが623ドル(約7万円)〜、450ワットタイプが926ドル(約10万4000円)となっている。
出資は12月28日まで受け付け、来年2月の発送を予定している。
Unagi/Kickstarter